次に富山市医師会の在宅医療のICTについて報告します。
富山市医師会は吉山泉会長の尽力で「診療工房」を発展させ、医療・介護の情報共有化ソフトとなっています。病診連携・医科歯科連携による医療情報だけでなく介護計画書や訪問看護指示書などの情報がデーターベース化されています。
ただ、これは公文書的なデーターベースであり、患者宅に持ち込むには向きません。
日々の患者の変化の情報発信にはスマートフォンによるSNSや在宅医療用のソフト(アプリ)が開発されており、富山市医師会ではこれらを紹介するイベントを開催してきました。
今後もよいICTがあれば紹介イベントを開催する予定です。
富山市医師会在宅医療支援センターでは第3の支援事業として
これから在宅医療を始める医師への支援として「在宅医療支援ガイドライン」を発行しております。是非一読していただければ幸いです。
また、在宅医療に必要な医療器具の支援として
① 在宅医療消耗機材共同購入支援
② 小型シリンジポンプの貸し出し
③ ポータブルレントゲンの出向撮影などの支援を行っています。